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新常用和漢薬集

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名称
 第十七改正日本薬局方 収載
ニンジン   ( 人参 )
別名 朝鮮人参、白参、雲州人参、皮付人参横縞人参、泥付人参、黒皮(こくひ)人参、生干(しょうぼし)人参  
英名 Ginseng 生薬ラテン名 GINSENG RADIX
ニンジン
生薬名:ニンジン
オタネニンジン
植物名:オタネニンジン
基原 オタネニンジン Panax ginseng C.A. Meyer (Panax schinseng Nees) (Araliaceae ウコギ科)の細根を除いた根又はこれを軽く湯通ししたもの。
調製 4~6年生の根を秋に採取し、水洗後ひげ根及び細い分枝根を去り、芦頭(ろず)(地上茎基部)を適当な長さに切除して陰干し、天日干し又は火力乾燥する。
産地 日本(長野、福島、島根県),中国及び韓国で栽培
性状 細長い円柱形~紡錘形を呈し、しばしば中ほどから2~5本の側根を分枝し、長さ5~20 cm、主根は径 0.5~3 cm、外面は淡黄褐色~淡灰褐色を呈し、縦じわ及び細根の跡がある。根頭部はややくびれて短い根茎を付けることがある。折面はほぼ平らで、淡黄褐色を呈し、形成層の付近は褐色である。
特異なにおいがあり、味は初めわずかに甘く、後にやや苦い。
成分 サポニン:ginsenoside Ro、ginsenoside Ra ~ Rh
アセチレン誘導体:panaxynol
その他:セスキテルペン、リグナン、非タンパク性アミノ酸(pyroglutamic acid、oxalodiamino propionic acid)など
選品 類白色で太く、潤いがあり、重質で、味は甘く、後わずかに苦いものが良品である。
適応 漢方処方用薬:胃腸の衰弱による新陳代謝機能の減退を振興し、胸部のつかえ、食欲不振、腹痛、糖尿、疲労などを改善する薬方に配合する。
漢方
処方例

四君子湯(しくんしとう)、六君子湯(りっくんしとう)
構成生薬のうち、人参、茯苓、朮の組み合わせで健胃に作用する。

益気湯類(補中益気湯〔ほちゅうえっきとう〕、十全大補湯〔じゅうぜんだいほとう〕、人参養栄湯〔にんじんようえいとう〕など)
構成生薬のうち、人参、黄耆の組み合わせで心身ともに疲労しているのに作用する。

白虎加人参湯麦門冬湯(ばくもんどうとう)
構成生薬のうち、人参、石膏の組み合わせで止渇、生津の作用が有る。

貯法 密閉容器
備考 類似生薬に局方収載のコウジン、チクセツニンジンがある。また、洋参 (広東人参、長泡人参ちょうほうにんじん、花旗参かきじん) Panax quinquefolium は該当しない。
鬚人参〔ひげにんじん〕、毛人参〔けにんじん〕は細根を陰干ししたものである。
三七人参〔さんしちにんじん〕(田七〔でんしち〕)はPanax pseudoginseng で人参と同様に貴重薬とされる。
コウジン末、サンシチニンジン及びサンシチニンジン末は、日本薬局方外生薬規格2015に収載されている。
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