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新常用和漢薬集

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名称
 第十七改正日本薬局方 収載
ハッカ   ( 薄荷 )
英名 Mentha Herb 生薬ラテン名 MENTHAE HERBA
ハッカ
生薬名:ハッカ
ハッカ
植物名:ハッカ
基原 ハッカ Mentha arvensis Linné var. piperascens Malinvaud (Labiatae シソ科)の地上部。
調製 大部分の産地では地上部を収穫して、陰干しする。
産地 日本(新潟、北海道)、中国(江蘇、浙江)
性状 茎及びそれに対生する葉からなり、茎は方柱形で淡褐色~赤紫色を呈し、細毛がある。水に浸してしわを伸ばすと、葉は卵円形~長楕円形で、両端はとがり、長さ 2 ~ 8 cm、幅 1 ~ 2.5 cm、辺縁に不ぞろいのきょ歯があり、上面は淡褐黄色~淡緑黄色、下面は淡緑色~淡緑黄色を呈する。葉柄は長さ 0.3 ~ 1 cm である。ルーペ視するとき、毛、腺毛及び腺りんを認める。
特異な芳香があり、口に含むと清涼感がある。
成分 テルペノイド: l-menthol、l-menthone、1,8-cineole、β-caryophyllene、l-limonene、isomenthone、germacrene-D、piperitone、pulegone
精油:1%前後、葉(1.5 ~ 4%)、茎(0.1 ~ 0.3%)
その他:methyl acetate
選品 新鮮で香味が強く、太い茎をできるだけ含まない物が良い。
適応 漢方処方用薬:駆風・発散・清涼・興奮作用があり、感冒・皮膚疾患などを改善する薬方に配合される。また、家庭薬にも配合される。
メントール・ハッカ油の製造原料とする。
漢方
処方例

荊芥連翹湯荊防敗毒散柴胡清肝湯清上防風湯防風通聖散
構成生薬のうち、薄荷・荊芥・連翹・桔梗の組み合わせにより、頭痛・発熱・口渇・咳嗽・のどの炎症・痛みを治す。

逍遙散(八味逍遙散)加味逍遙散加味逍遙散加川芎地黄(加味逍遙散合四物湯)
構成生薬のうち、薄荷・柴胡・梔子の組み合わせにより、胸部の炎症を取り、煩悶感を取る。

川芎茶調散
構成生薬のうち、薄荷・川芎・白芷・防風の組み合わせにより、頭痛を止める。

滋陰至宝湯
構成生薬のうち、薄荷・貝母・麦門冬の組み合わせにより、咳を改善する。

響声破笛丸
構成生薬のうち、薄荷・訶子・阿仙薬の組み合わせにより、咽が痛くて、声が枯れるのを改善する。

貯法 密閉容器
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