Tokyo Crude Drugs Association
●HOME ●入会方法 ●リンク ●サイトマップ ●お問い合わせ

●お花の見頃情報 ●イベント情報 ●新着情報 ●協会概要 ●生薬写真集 ●新常用和漢薬集

新常用和漢薬集

[目次]   [処方一覧]   [用語解説]
名称
 第十七改正日本薬局方 収載
オウゴン   ( 黄芩 )
別名 條芩 、枝芩、 片芩、 尖芩  
英名 Scutellaria Root 生薬ラテン名 SCUTELLARIAE RADIX
オウゴン
生薬名:オウゴン
コガネバナ
植物名:コガネバナ
基原 コガネバナ Scutellaria baicalensis Georgi (Labiatae シソ科)の周皮を除いた根。
調製 春または秋に堀起こし根を切り離し、水洗して周皮を除き陽乾する。
産地 岩手県で少量栽培、中国(山西・山東・河北省、東北地方など)で栽培。
性状 円錐状、半管状又は平板状で、長さ5~20 cm、径 0.5 ~3 cmである。外面は黄褐色を呈し、粗雑で著明な縦じわを認め、ところどころに側根の跡および褐色の周皮の破片を残す。上端には茎の跡又は茎の残基を付ける。老根では中心部の木部は腐朽し、また、しばしばうつろとなる。質は堅いが折りやすい。折面は繊維性で黄色である。
本品はほとんどにおいがなく、味は僅かに苦い。
成分 フラボノイド(wogonin、baicalin など)。
選品 換算した生薬の乾燥物に対し、バイカリン10.0%以上を含み,外面、切面の色調が黄色で木部にうつろおよび腐朽部分が少なく、質重く苦みの強いものが良品である。
適応 漢方処方用薬:消炎解熱の効を期待し、炎症充血発熱を伴う疾患の薬方に配合される。
漢方
処方例

大柴胡湯(だいさいことう)、小柴胡湯(しょうさいことう)などの柴胡剤
 構成生薬のうち、黄芩、柴胡の組合せで、胸脇苦満を伴う遷延化した熱性疾患に用いられる。

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)などの瀉心湯類
 構成生薬のうち、黄芩、黄連の組合せで、心下痞、顔面紅潮を伴う頭痛・不眠・精神不安・皮膚病などに用いられる。

貯法 密閉容器
備考 堅くてうつろの無い紡錘状のものを丸軸(まるで)、条芩(じょうごん)、枝芩(しごん)、子芩(しこん)と呼び、老根で中がうつろとなったものを枯芩(こごん)、平手(ひらで)という。
類似しているものに黄花黄芩(粘毛黄芩(ねんもうおうごん)) (Scutellaria viscidula や西南黄芩(滇黄芩(てんおうごん)) S. amoena などがある。
現在は、野生品と栽培品が流通する。局方の生薬の性状には、鏡検に基づく野生品と栽培品の典型的な道管の配列が示されている。
[目次]   [処方一覧]   [用語解説]
ページの先頭へ
Copyright © 2010 - 2018 Tokyo Crude Drugs Association all rights reserved.