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新常用和漢薬集

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名称
 第十七改正日本薬局方 収載
クジン   ( 苦参 )
英名 Sophora Root 生薬ラテン名 SOPHORAE RADIX
クジン
生薬名:クジン
クララ
植物名:クララ
基原 クララ Sophora flavescens Aiton (Leguminosae マメ科)の根で、しばしば周皮を除いたもの。
調製 花期~結果期(7~9月)に採根し水洗いして天日日干し、側根を切除してその周皮を削り去る。皮付きのもの、輪切りにしたものもある。
産地 日本(長野、富山、徳島)、中国、韓国
性状 円柱形を呈し、長さ5 ~ 20 cm、径2 ~ 3 cm、外面は暗褐色~黄褐色で、著しい縦じわがあり、また横長の皮目を認める。周皮を除いたものは黄白色で、表面は多少繊維性である。横切面は淡黄褐色で、皮部の厚さ0.1 ~ 0.2 cm、形成層付近はやや暗色を帯び、木部との間に隙間を生ずるものがある。
僅かににおいがあり、味は極めて苦く、残留性である。
成分 アルカロイド:matrin,oxymatrine,sophoranol,anagytine
フラボノイド:xanthohumol,kararinone,kararidin,kararidinol,kararinol
選品 苦味の強いものが良品である。
適応 漢方処方用薬:苦味健胃、利胆、消炎、止瀉作用があり、消化不良、炎症性下痢を改善する薬方に配合される。
漢方
処方例

三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)、消風散(しょうふうさん)
構成生薬のうち、苦参・地黄の組み合わせにより、熱感の強い皮膚病に用いられる。

貯法 密閉容器
備考 家庭薬:駆虫剤として用いられる。
外用薬:湿疹、寄生性皮膚疾患の炎症、かゆみに外用される。
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