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新常用和漢薬集

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名称
 第十七改正日本薬局方 収載
コウボク   ( 厚朴 )
英名 Magnolia Bark 生薬ラテン名 MAGNOLIAE CORTEX
コウボク
生薬名:コウボク
ホオノキ
植物名:ホオノキ
基原 ホオノキ Magnolia obovata Thunberg、 Magnolia officinalis Rehder et Wilson または Magnolia officinalis Rehder et Wilson var. biloba Rehder etWilson (Magnoliaceae モクレン科) の樹皮。
調製 7 ~ 8月に伐採し,樹皮を剥ぎ乾燥する。
産地 日本(長野、岐阜、富山、香川、鹿児島、北海道などの野生品)。中国 (四川、陜西、湖北、貴州などの栽培品または野生品)
性状 板状又は半管状の皮片で、厚さ2 ~ 7 mmである。外面は灰白色~灰褐色を呈し、粗雑であるが、ときにコルク層が剥離され赤褐色を呈することもある。内面は淡褐色~暗紫褐色、折面は極めて繊維性で淡赤褐色~紫褐色を呈する。
弱いにおいがあり、味は苦い。
成分 フェニルプロパノイド:magnolol、honokiol
フェニルプロパノイド配糖体:magnoloside A,B, C
アルカロイド:l-magnocurarine、magnoflorine
その他:セスキテルペノイド、モノテルペノイド
選品 マグノロール 0.8 % 以上を含み、新鮮で厚みがあり、充実して堅くなく、香りが良く、味は苦く辛いものが良い。
適応 漢方処方用薬:気を下し、腹痛、脹満、喘咳に用いられる。
漢方
処方例

桂枝加厚朴杏仁湯(けいしかこうぼくきょうにんとう)
構成生薬のうち、厚朴、杏仁の組み合わせで喘咳を抑える。

大・小承気湯(だい・しょうじょうきとう)などの承気湯類
構成生薬のうち、厚朴、大黄の組み合わせで便秘・腹痛を改善する。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
構成生薬のうち、厚朴、半夏、蘇葉の組み合わせでのどの異物感をとる。

梔子厚朴湯(ししこうぼくとう)
構成生薬のうち、厚朴、梔子の組み合わせで腹満を除く。

平胃散(へいいさん)
構成生薬のうち、厚朴、人参の組み合わせで胸腹間の腹脹をとる。

貯法 密閉容器
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