Tokyo Crude Drugs Association
●HOME ●入会方法 ●リンク ●サイトマップ ●お問い合わせ

●お花の見頃情報 ●イベント情報 ●新着情報 ●協会概要 ●生薬写真集 ●新常用和漢薬集

新常用和漢薬集

[目次]   [処方一覧]   [用語解説]
名称
 第十七改正日本薬局方 収載
サンショウ   ( 山椒 )
英名 Japanese Zanthoxylum Peel 生薬ラテン名 ZANTOXYLI PIPERITI PERICARPIUM
サンショウ
生薬名:サンショウ
サンショウ
植物名:サンショウ
基原 サンショウ Zanthoxylum piperitum De Candolle (Rutaceae ミカン科)の成熟した果皮で、果皮から分離した種子をできるだけ除いたもの。
調製 果実の成熟前に採取し、果柄、種子をできるだけ除き乾燥させる。
産地 日本(奈良、和歌山)、中国
性状 2 ~ 3分果よりなるさく果で、各分果は扁球形を呈し2片に開列し、各片の径は約 5 mmである。果皮の外面は暗黄赤色~暗赤褐色で、油室による多数のくぼんだ小点がある。内面は淡黄白色である。
特異な芳香があり、味は辛く舌を麻ひする。
成分 モノテルペノイド:citronellal、 limonene、β-phellandrene、geraniol、citronellol
不飽和脂肪酸アミド:α-sanshool、γ-sanshool、hydroxy-α-sanshool、hydroxy-β-sanshool
その他:フラボノイド配糖体、精油( 2 ~ 4%)など
選品 種子や果柄の少なくかおりの良いもの。
適応 漢方処方用薬:冷えによる腹痛・膨満感を治療する薬方に配合される。
製剤原料:芳香性健胃薬、苦味チンキなどの原料。
漢方
処方例

大建中湯(だいけんちゅうとう)、解急蜀椒湯(かいきゅうしょくしょうとう)
構成生薬のうち、山椒、人参、乾姜、膠飴の組合せで、冷え、術後の腹痛に、特に大建中湯はイレウスに用いる。

烏梅丸(うばいがん)
構成生薬のうち、山椒、烏梅の組合せで、蛔虫症による腹痛に用いる。

貯法 密閉容器
備考 基原植物の変種としてアサクラザンショウ Z. piperitum DC. f. inerme Makino、ブドウサンショウなどがある。
イヌザンショウ Z. schinifolium Sieb. et Zuccariniは正品ではない。ショクショウ(花椒)Z. bungeanum Maximowicz又はフユザンショウZ. armatum De Candolle var. subtrifoliatum Kitamuraは、別途、日本薬局方外生薬規格2015に収載される。
民間療法:家庭で駆虫薬としたこともあった。
[目次]   [処方一覧]   [用語解説]
ページの先頭へ
Copyright © 2010 - 2018 Tokyo Crude Drugs Association all rights reserved.