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この写真は東京薬用植物園で撮影しました。






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■アカキナノキ(アカネ科)
温室入ってすぐ左手の頭上で、淡紅色の筒状の花を咲かせています。
本種は独特の赤みを帯びた樹皮をもつ、南米原産の常緑高木です。葉序は対生(2枚ずつ)で、葉の付け根にはアカネ科特有の合着した托葉があります。
本種および同属植物(Cinchona属)の樹皮はマラリアの特効薬として知られ、1930年代頃にはジャワ島にて大規模に栽培生産されていました。わが国では第九改正日本薬局方(昭和51・1976年)まで収載されていましたが、合成のキニーネが普及し生薬の需要が激減したこともあり、以降の日本薬局方からは削除されています。
属名のCinchonaは、17世紀ペルーの副王夫人Cinchonが熱病に罹るもキナ皮で回復したという故事に由来します。

【生薬名】キナヒ(キナ皮)
【薬用部分】樹皮
【用途】キニーネ製造原料
【成分】アルカロイド類(キニーネ、シンコニンなど)
【原産地】南アメリカ(ペルー熱帯山地ほか)
【植物のある場所】温室
【撮影日】2020/01/11

■ロウバイ(ロウバイ科)
*有毒植物*
今シーズンは年が明けてからようやくロウバイの香りを楽しめるようになりました。
このロウバイは基本種で、花被片は細長く、外花被片が黄色、内花被片が紫色です。
よく知られている花全体が黄色のロウバイは園芸品種のソシンロウバイ(素心蝋梅)で、当園での見頃はもう1-2週間後からとなりそうです。
なお、ロウバイ、ソシンロウバイとも全株有毒で、とくに種子には要注意です。有毒成分カリカンチンは神経毒でヒトおよび動物に強直性痙攣などを起こすことが知られており、放牧中にソシンロウバイの種子を採食した家畜の中毒事故が近年も発生しています。

【原産地】中国
【植物のある場所】有用樹木区(竹林の手前)
【有毒部位】全株、とくに種子
【有毒成分】アルカロイド(カリカンチン等)
【撮影日】2020/01/04

■ヤブコウジ(ヤブコウジ科)
林の中に生える高さ10cmほどの常緑小低木です。地中を匍匐する長い地下茎をもち、林床を広く覆う群落をつくります。
紅くつややかな果実を愛でて、お正月の縁起物の寄せ植えなどに利用します。別名をジュウリョウ(十両)といいます。
漢字では藪柑子、古名は山橘(ヤマタチバナ)。ただしミカン科ではなくヤブコウジ科(APG III / IV体系ではサクラソウ科)です。
同じく林床で紅い果実を実らせているマンリョウとも近縁の植物です。

【分布】本州・四国・九州
【植物のある場所】林地・ロックガーデン
【撮影日】2020/01/04

■クリスマスローズ(キンポウゲ科)
*有毒植物*
写真は、ヘレボルス・ニゲル系の品種「HGCジョセフ・レンパー」です。
ヘレボルス・ニゲルはクリスマス前後に咲き、花色は主に白色。これが本来のクリスマスローズです。
2月ころに開花するレンテンローズ(ヘレボルス・オリエンタリス、レンテンローズ)も、しばしばクリスマスローズに含めて扱われています。
花弁に見えるのは萼片で、長く枯れないので長期間鑑賞でき、多くの園芸品種が流通していますが、いずれも有毒植物です。

【別名(和名)】カンシャクヤク(寒芍薬)
【有毒部位】全草、とくに地下部
【有毒成分】強心配糖体(ヘレボリン等)
【原産地】ヨーロッパ
【植物のある場所】温室裏鉢植
【撮影日】2020/01/04

■センシンレン(キツネノマゴ科)
インド、東南アジアでは止瀉薬、強壮薬などに古くから用いられた薬用植物であり、全草に強い苦味があります。
中国名は「穿心蓮」、インドネシア語での呼び名サンビロート(Sambiloto)もよく知られています。
日本ではかつて、旧陸軍衛生材料廠薬用植物園の事業として、この植物より健胃薬を調製した記録が残っています。
(当協会の会報465号に紹介記事があります)
花冠は白色で、濃紫色の斑紋があり、長さ1.5cmほどです。

【別名】サンビロート
【原産地】東南アジア
【成分】アンドログラフォリドおよびその誘導体
【植物のある場所】温室
【撮影日】2019/12/14

■マンリョウ(ヤブコウジ科)
例年より若干遅れて、果実の赤色が目立ってきました。
関東以西の比較的暖かい地方の樹林下などに生育する常緑低木です。
観賞用、正月の縁起物として栽培されるほか、果実が鳥に食べられて種子散布され、思いがけない場所に生えてくることもあります。
同じく赤い果実をつけるヤブコウジと同属で、葉緑体DNAにもとづく分類体系では、ともにサクラソウ科に分類されています。

【原産地】本州関東以西、四国、九州、沖縄
【植物のある場所】林地ほか
【撮影日】2019/12/14


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