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この写真は東京薬用植物園で撮影しました。

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オナモミ(キク科)
オナモミ(キク科)

■オナモミ(キク科)
絶滅危惧II類(VU)

「ひっつき虫」の代表格で、子供の頃に遊んだ記憶のある方も多いことでしょう。それが絶滅危惧植物というのは意外に思われるかもしれません。
近現代に日本へ帰化した同属のオオオナモミおよびイガオナモミとの競合、自生地の宅地化等のため減少が著しく、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧II類、東京都区部および北多摩では絶滅状態と推定されています。
果実のように見える「ひっつき虫」は、真の果実を含む果包とよばれる部位であり、偽果の一種です。本種の果包はオオオナモミより小型で細毛が多く、オオオナモミほど密集せずやや疎らに結実します。
雌雄異花であり、写真上方の粒状のものは雄花序です。

【生薬名】ソウジシ(蒼耳子)
【薬用部分】果実(偽果)
【用途】漢方処方用薬:解熱・発汗・鎮静(蒼耳散ほか)
【成分】脂肪油(リノール酸等)
【原産地】アジア大陸。日本には古い時代に帰化。
【植物のある場所】漢方薬原料植物区
【撮影日】2018/09/08


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