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この写真は東京薬用植物園で撮影しました。






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■サトザクラ「カンザン」(バラ科)
明治時代に荒川堤から全国へ広まったサトザクラの八重咲き品種で、濃く鮮やかな花色とともに寒さや病虫害に強く、関東地方ではよく植栽されます。
漢字では「関山」。カンザンあるいはセキヤマと読みます。
祝宴で供される「桜湯」に使うのは本種の花の塩漬けです。

【植物のある場所】林地(ロックガーデン付近)
【撮影日】2019/04/19

■アオダモ(モクセイ科)
丘陵や山に生える落葉高木。葉は奇数羽状複葉、小葉の縁には細かい鋸歯がみられます。
同属でほぼ鋸歯のない葉をもつマルバアオダモとともに多摩丘陵では決して珍しくない樹種ですが、成長が遅く、大きく育ったものはなかなか見られません。
家具材や野球のバットの材料として知られています。

【植物のある場所】林地
【撮影日】2019/04/19

■フデリンドウ(リンドウ科)
草地や林縁などに生育する越年草もしくは二年草で、空色の星形の花を地表に散りばめています。
晴天の日中のみ花を開き、朝夕・夜間や悪天候の日には閉じています。
他の植物によりいくぶん日陰となる場所を好むようで、有用樹木区の下や有毒植物区、林地において見られます。
(本種は有毒植物ではありません)
花の色調には個体差があり、白い花を咲かせる個体も咲いています。

【分布】北海道から九州
【植物のある場所】有用樹木区、林地、有毒植物区など
【撮影日】2019/04/19

■ボタン(ボタン科)
薬用とする品種のボタンです。今年は例年からやや遅れての開花です。
園芸種のボタンは、シャクヤクの根に接ぎ木した苗を育てますが、ボタンの薬用部位は根皮ですので、薬用のボタンは接ぎ木せず、自根で生育させます。このため、樹の成長はゆっくりとなります。
園芸種に比べて花の盛りが短く、美しくご覧いただけるのは概ね1週間程度と予想されます。

【生薬名】ボタンピ(牡丹皮)
【薬用部分】根皮
【用途】漢方処方用薬:消炎・鎮静・鎮痛(大黄牡丹皮湯、桂枝茯苓丸など)
【成分】ペオノールなど
【原産地】中国西北部
【植物のある場所】漢方薬原料植物区・栽培試験区・ふれあいガーデン
【撮影日】2019/04/19

新常用和漢薬集「ボタンピ」

■アカヤジオウ(ゴマノハグサ科)
ジオウの花は渋い赤褐色です。
アカヤジオウとカイケイジオウは、地上部の見た目での区別は困難ですが、アカヤジオウは根茎が細いです。
DNAに基づく近年の植物分類体系では、ジオウ科もしくはハマウツボ科に分類している場合もあります。

【生薬名】ジオウ(地黄)
【薬用部分】根、またはそれを蒸したもの
【用途】漢方処方用薬:補精・強壮・止血作用(八味地黄丸、四物湯など)
【成分】イリドイド配糖体(カタルポール他)、糖類、アミノ酸など。
【原産地】中国東北部、モンゴル
【植物のある場所】漢方薬原料植物区
【撮影日】2019/04/13

新常用和漢薬集「ジオウ」

■ヤマブキ(バラ科)
丘陵や低山に広くみられる落葉低木で、地下茎から芽を出して広がり、しばしば群生します。
庭園樹としても用いられ、鮮やかな濃黄色(いわゆる山吹色)の花を咲かせます。
なお、写真のヤマブキは一重咲きで、有名な太田道灌の故事伝承とは異なり、結実します。

【分布】北海道から九州
【植物のある場所】林地
【撮影日】2019/04/13


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