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この写真は東京薬用植物園で撮影しました。






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■センブリ(リンドウ科)
山野に生育する2年草で、生育2年目の秋に開花します。
植物全体に残留性の苦味をもち、わが国では室町時代から健胃、腹痛などの薬用にされてきました。
直射日光が避けられる樹下の環境を好みます。
センブリは日本産ですが、外国植物区の樹下が生育に良いようです。開花中のみ外国植物区内に立ち入ってご覧いただけます。

【生薬名】センブリ(当薬)
【薬用部分】開花期の全草
【用途】消化不良、食欲不振に苦味健胃薬、整腸薬として熱湯中に浸して振り出し、または煎剤として服用される。
【成分】苦味成分セコイリドイド配糖体(スウェルチアマリンなど)、キサントン誘導体、トリテルペンなど
【分布】北海道、本州、四国、九州
【植物のある場所】外国植物区ほか
【撮影日】2018/10/20

新常用和漢薬集「センブリ」

■リンドウ(リンドウ科)
朝夕の冷える季節、リンドウが咲くと、本格的な秋の深まりを感じます。
花は、晴れた日の日中にのみ開き、夕方や曇天の日は閉じています。

【生薬名】リュウタン(竜胆)
【薬用部分】根および根茎
【用途】漢方処方用薬:尿路疾患(竜胆瀉肝湯ほか) 
    粉末は苦味健胃薬として配合剤の原料
【成分】セコイリドイド配糖体(ゲンチオピクロサイドなど)
【分布】本州、四国、九州
【植物のある場所】ロックガーデン他
【撮影日】2018/10/18

新常用和漢薬集「リュウタン」

■ミセバヤ(ベンケイソウ科)
絶滅危惧IB類(EN)
和名は「見せばや」で「見せたい」という意味の古語にちなみ、花の美しさを表しているといわれます。
自生個体は、小豆島と奈良県の限られた川沿いにのみ分布し、もともとの個体数が少ないことに加え、護岸工事や園芸目的の盗掘によって絶滅の危機に瀕しています。

【分布】本州(奈良県)および四国(小豆島)
【植物のある場所】ロックガーデン
【撮影日】2018/10/18

■ノコンギク(キク科)
「野菊」と総称されるもののひとつで、淡紫色の頭状花序を集まって咲かせます。
ユウガギクなどともよく似ていますが、筒状花にはっきりとした冠毛があることがノコンギクの特徴です。
色の濃淡には個体差があり、特に色の濃い系統がコンギク(紺菊)として園芸化されています。

【分布】北海道南部・本州・四国・九州
【植物のある場所】ロックガーデン、林地
【撮影日】2018/10/18

■ハトムギ(イネ科)
ジュズダマと似ていますが、ハトムギは一年草であること、果実の粒(苞鞘:ほうしょう)が細長いこと、結実すると垂れ下がることなどで区別できます。

【生薬名】ヨクイニン(薏苡仁)
【薬用部分】種皮を除いた種子。脱穀していないものは「ハトムギ」と称して市販される
【用途】漢方処方用薬:消炎、解熱、利尿、止痛(薏苡仁湯ほか)、民間でいぼ取り、肌荒れの改善に煎用
【成分】デンプン、蛋白質、脂肪油など
【原産地】アジアの熱帯、温帯
【植物のある場所】民間薬原料植物区
【撮影日】2018/10/18

新常用和漢薬集「ヨクイニン」

■ナワシログミ(グミ科)
暖地の主に海岸近くに分布する常緑低木です。
果実は翌年の5-6月頃に赤褐色に熟し、食べることができます。
果実の熟期が稲作の苗代を作る時期であることから、ナワシログミの和名があります。

【分布】本州関東以西、四国、九州、中国
【植物のある場所】林地内
【撮影日】2018/10/18


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