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この写真は東京薬用植物園で撮影しました。






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■アンズ(バラ科)
ウメと入れ替わるようにアンズの開花が始まりました。
果樹として甲信越地方や東北地方で多く栽培されています。種子を生薬として用います。

【生薬名】キョウニン(杏仁)
【薬用部分】種子
【用途】漢方処方用薬:鎮咳、去痰(麻杏甘石湯)
【成分】青酸配糖体(アミグダリン)、脂肪油など
【原産地】中国
【植物のある場所】有用樹木区(あずまや付近)、ふれあいガーデン
【撮影日】2019/03/16

新常用和漢薬集「キョウニン」

■トサミズキ(マンサク科)
*準絶滅危惧(NT)
高知県の蛇紋岩地帯や石灰岩地に生育する落葉低木です。
葉の出る前に、淡黄色の下垂する穂状花序をつけます。
近縁種のヒュウガミズキよりも樹も花序も大型です。
花が終わると、大きな楕円形の葉が展開します。

【原産地】四国(高知県)
【植物のある場所】ロックガーデン、屋外集会場舞台裏
【撮影日】2019/03/16

■セリバオウレン(キンポウゲ科)
セリバオウレンの花が見頃となりました。
オウレンは日本特産種の常緑多年草です。複葉の分かれ方の程度によって、キクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンの3変種に分類されます。
このうち主に栽培されているのがセリバオウレンで、葉は二回三出複葉です。


【生薬名】オウレン(黄連)
【薬用部分】根茎
【用途】漢方処方では清熱・止血・止瀉(三黄瀉心湯など)、生薬製剤では苦味健胃薬として配合。
【成分】ベルベリンなど
【原産地】北海道、本州
【植物のある場所】林地、ロックガーデンほか
【撮影日】2019/03/02

■サンシュユ(ミズキ科)
寒さが緩むとともに、明黄色の花序がほころびました。
植物学者の牧野富太郎博士は、この様子に「ハルコガネバナ」の名を与えました。
わが国へは享保年間(1720年頃)にもたらされ、小石川御薬園に初めて植えられたとされ、以来、庭園樹や公園樹、ときには街路樹としても親しまれています。
薬用部分は果実(子房周囲の花托筒に由来するため、正確には「偽果」)で、秋、赤く熟した頃に収穫して調製します。

【別名】ハルコガネバナ、アキサンゴ
【生薬名】サンシュユ(山茱萸)
【薬用部分】偽果の果肉
【用途】漢方処方用薬:強壮・収斂(八味地黄丸)
【成分】イリドイド配糖体(ロガニンなど)、有機酸、テルペン類など
【原産地】朝鮮半島、中国
【植物のある場所】有用樹木区
【撮影日】2019/02/20

新常用和漢薬集「サンシュユ」

■マツリカ(モクセイ科)
半つる性の常緑低木です。現在花数が増えて見頃となっています。
花には芳香があり、お茶の香りづけ(茉莉花茶:ジャスミンティー)に用います。
一般的にアラビアンジャスミン、あるいは単にジャスミンと称されるのは本種です。
なお、呼び名に「ジャスミン」のつく植物は本種の他にミカン科、マチン科など多岐にわたります。中にはカロライナジャスミンのように有毒植物もありますので、呼び名だけで判断しないよう、注意が必要です。

【利用部分】花
【用途】茶の賦香料
【原産地】インド、アラビア半島
【植物のある場所】温室
【撮影日】2019/02/16

■セツブンソウ(キンポウゲ科)
※有毒植物※ 準絶滅危惧(NT)

山地の木陰などに生育し、とくに石灰岩質の土を好みます。
早春から5月頃までの期間のみ地上部が姿を現す、代表的な早春植物(スプリング・エフェメラル)です。
開花時の草丈は5cmほど、花径は2cmほどの小型の植物です。白い花弁状に見えるものは萼片で、花弁は小さな黄色の蜜腺に変化しています。
同じキンポウゲ科のトリカブトと共通する毒成分を含んでいます。

【有毒成分】アルカロイド(アコニチン)など
【原産地】本州関東地方以西
【植物のある場所】ロックガーデン、林地
【撮影日】2019/02/16


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